「松戸の農業を未来へ」講演開催

50名あまりの市民が参加 矢切の耕地の価値学ぶ

 7月9日、市民会館301号室にて、「矢切の耕地を未来につなげる会」による「松戸の農業のこれから」と題する講演会が開かれました。都市農業の研究者で松戸市在住の後藤光蔵・武蔵大学名誉教授による講演と、地元農家と有識者によるクロストーク、矢切在住の千葉大学名誉教授・本山直樹さんによる矢切耕地の様々な動植物や風景の写真とトークなど、大変充実した会となりました。

 参加者の年代も若い方から年配の方までさまざまで、矢切の耕地の開発問題についての市民の関心の高さがうかがえました。

 後藤先生のお話はグローバルな視点から、食料自給率などの問題を提起し、矢切での農業のありかたなどを述べられました。本山先生は、週に数回は矢切の耕地を歩き、フィールドワークなどをされている中でとったカワセミやキジなどの野鳥や、風景の写真を紹介しながら、矢切の豊かな自然、文化的にも価値の高い地域であることを示してくれました。

物流倉庫計画地は耕作されていない

 また本山先生は矢切の耕地で、耕作地と非耕作地を調べ地図上にそれを表し、物流倉庫の計画地において耕作が行われていないことを明らかにしています。地域でいえば矢切特別支援学校の南側と坂川親水広場の間一帯です。ここに物流倉庫がたてば、坂川親水広場からの北側の見通しはなくなり、矢切の耕地の広大な景色を楽しむことはできなくなります。さらにそこに住んでいる動植物は当然生息できなくなり、生物多様性も失われます。

矢切の農家もクロストークで発言「都市農業はもうかる!」

 矢切の農家の唐澤さんは、クロストークで、「都市農業は商売としてもきちんと成り立ち、これからも規模を拡大して農業を続けていきたい」と、農業への熱い思いを語ってくれました。

 松戸市では今「都市計画審議会」で「市街化調整区域の検討」を行い、自然的土地利用が基本の市街化調整区域の開発を進めようとしています。矢切の耕地もその対象となっています。

 しかし、気候温暖化や防災、生物多様性、自給率向上、緑の癒し効果など多様な価値を持つ矢切の耕地を開発すべきではありません。ましてや、物流倉庫などは景観も台無しです。

会員も募集中!みんなで矢切の耕地を守ろう

 「矢切の耕地を未来につなげる会」は『矢切の耕地に物流倉庫はいらない』、「矢切の耕地を耕地のまま残すこと』を目的に活動しています。この会の趣旨に賛同し一緒に活動していただける方を随時募集しています。参加していただける方はミールまでご連絡ください。 (ミール携帯 090-4810-4828)

「11・18鈴木宣弘氏講演会」予定

 今後も会として、市民のみなさんにこの問題について関心を持ち、一緒に活動していただくことを目的に、イベントなどを行う予定です。

 11月18日には、市民劇場にて食料自給率について警鐘を鳴らしている、東大大学院教授の鈴木宣弘先生をお呼びし講演会を予定しています。多くの皆様に参加いただきたいと思います。

 

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