【松戸市】9月議会終わりました。いよいよ市議会議員選挙へ。

 

 9月28日に今期最後の議会が終了しました。審査では34の議案と、10の意見書、請願が審査されました。日本共産党は34の議案等に賛成し、10の議案等に反対しました。

 審査の中では、市庁舎問題や新松戸駅東側の区画整理事業など、市民や議会でも賛否の分かれる議案が審査されました。

 市庁舎問題では松戸駅東口の新拠点ゾーンへの移転建て替えのための、土地取得費の予算が11億円も追加され38億円になるということが提案されました。11億円も増額されるのも問題ですが、移転ありきで進める市の姿勢は驚きです。移転はまだ決まっていません。議会で議論が進められています。また市長の諮問機関である「松戸市庁舎整備検討委員会」でも市庁舎のあり方や機能について検討の途上であり、9月に中間答申が出たばかりです。それにも関わらず、「移転ありき」で土地取得を進め、国との協議も始めようとすることは、議会の軽視であり認められません。

 まずは、議会の結論と市長の諮問機関の議論を待ってから進めるべきであると反対しました。

 新松戸駅東側地区土地区画整理事業では、「ウォーカブルなまちづくり」への計画変更が出されましたが、そもそも市は変更理由を「県の土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定によるもの」と説明しますが、審査では変更しなくても当初の計画を進めることは可能ということがわかりました。

 そうであればなんのための計画変更なのか?そもそも3月に地権者には示されている計画変更の図さえ議会には示されませんでした。その理由を聞くと「まだ決定していないので」との理由でしたが、計画は決まっていないから計画であって、それが理由なら計画の段階で、何も示せなくなってしまいます。またこの計画変更による減歩率や、マンション敷地、駅前広場、アクセス道路への影響についても、「今後計画の中で決まっていく」と一切明らかにしませんでした。

 さらに、今回は立体換地建築物(マンション)の設計も地権者の希望により計画より早く行うということですが、全体の計画もまだ決まっていないのになぜマンションだけは急いで進めるのでしょうか。これではマンションありきの計画であるといわれてもしょうがありません。

 以上、審査では変更に関する情報がほとんど示されず、計画変更の妥当性を判断できないため反対しました。

 

【請願】教育請願4本、「自民・公明の反対」で不採択

 1号 少人数学級、2号 給食費無償化、3号 校舎の改修、4号 事故対策教員を求める4項目です。

 千葉県は全国で最も教員が不足し、その中でも松戸はワーストです。給食費無償化は6月の市長選では自民党の候補者も公約に掲げていました。また学校がボロボロで、窓枠落下などの事故でけが人も出ている状況です。

 しかし、公明党は反対討論で、「少人数学級を進めると先生がさらに足りなくなる」と先生不足の現状を容認して反対、自民党は給食費の無償化については「財源を示せ」と市民にお門違いな指摘をし、反対するなど、子どもたちの教育環境の充実を求める市民の願いに背を向け続けています。

 この4年間で自公は請願・陳情にはほぼ100%反対し、共産党はほぼ100%賛成しています。

11月の市議選で共産党を4議席から5議席へ!!

 11月の市議選では市民の願いに寄り添う共産党議員を増やし、請願・陳情が採択される市議会へ転換させ、市民の命と暮らし、子どもたちの教育を充実させる市政を実現させましょう。そのために日本共産党は前回失った1議席を取り戻し、4議席から5議席へと議席増を目指します。私も2期目に挑戦します。

日本共産党創立100周年 ぶれずに貫く自由と平和

 市議会で最もぶれない党として保守系からも一目置かれている日本共産党は、今年で創立100周年です。この間一貫して反戦平和、国民主権、国民の権利を訴えてきました。引き続き平和で公正な社会を目指して頑張ります。

 市議選での躍進に、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

 

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