初の超党派「市議会報告会」開催!

賛成派含む8名の超党派議員が参加

 7月16日に、超党派議員8名が参加する、「第1回市議会報告会」が開催されました。超党派の報告会は初の試みでしたが、参加者は50名あまり、多くの参加者から「ぜひ続けてほしい!」との声もあがるなど、「市政」について、議員から直接話を聞く機会が市民から切望されていることがわかりました。

 報告会では今、松戸市の最重要課題である「市庁舎建て替え」についての現状の報告と、それぞれの会派、議員の考えを示し、市民からの疑問にお答えしました。  

「移転用地取得議案」大差で否決!「移転建て替え」に待った

「市庁舎建て替え問題」は5月の臨時議会で「移転用地取得議案」が共産党、自民党などを含む30名の反対、公明党、無所属などの賛成13の大差で否決され、市の計画している「移転建て替え」は暗礁に乗り上げています。日本共産党は広くて利便性も高く、今後図書館などの公共施設の建設も可能な現地での建て替えを求めています。

「現地建て替え案」元東洋大教授中川氏より詳細に説明

 そしてその現地建て替え案を強く提案している、松戸市在住の元東洋大教授の中川氏より「現地建て替え案」の報告がありました。市は「現地建て替え」を実現不可能としていますが、その最大の理由は近くに「仮事務所」「仮駐車場」がないということです。しかし、現地は約15000㎡あり、現状ではその約3割にしか建物は建っていません。残りの7割の土地を使って、業務を行いながらの建て替えは十分に可能です。その建て替え方法の一案について説明されました。

「移転賛成派」議員も参加 賛成理由は「職員の人柄?!」

 一方で参加した唯一の賛成派議員である参政党の鴫原議員はその理由に「市の職員の誠実さ」を上げていました。すかさず市民力の山中議員から「議員の仕事はチェック機能である」と指摘されていましたが、その通りです。職員の人柄で議案の賛否を決めるなら、内容を見る必要はありません。議員なら議案の中身を審査して賛否を判断するべきです。

 しかし、賛成した議員の参加は一名でしたので、参加してくれたことは良かったと思っいます。したがって賛成派が一人でも参加してくれたことで、賛成理由が直接聞けたので市民にとっても有益だったのではないかと思います。

 参加者からは、「賛成した他の議員はなぜいないのか」との質問がありました。参加するかどうかはわかりませんが、今後はできるだけ多くの議員に声をかけ、市議会の現状を市民にリアルに伝えるこの会を継続できればと思います。

 超党派の報告会というのは考え方も違い実施は難しいものですが、今回は多くの議員が呼びかけにこたえ参加いただきました。市民にとっても新鮮な報告会になったのではないかと思います。私もいつもと違う顔ぶれの市民の皆さんと直接意見交換ができ大変有意義でした。このような会を今後も継続し、市民の議会や市政への関心を高め、よりよい松戸市へかえるきっかけになればと思います。

 ご参加いただいた市民の皆さん、市議の皆さん、ありがとうございました。

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